法定刑
- 麻薬の自己使用・単純所持(自己使用目的):原則7年以下の拘禁刑。
- 営利目的の所持・譲渡・輸入等:1年以上の有期拘禁刑(情状により多額の罰金を併科)など、はるかに重い刑。
- 対象薬物(ヘロイン等)や関税法違反の併合により、刑がさらに重くなることがあります。
出典確認: e-Gov法令検索:麻薬及び向精神薬取締法
量刑の相場
薬物事犯では、薬物の種類・量、営利性の有無、常習性、前科、更生に向けた取り組みが量刑を左右します。自己使用・少量所持の初犯では執行猶予が一般的ですが、再犯や営利目的の密輸・密売は実刑となり、組織性があると長期化します。
社会の違和感が生まれやすいのは、有名人の事件で執行猶予が続く点と、「処罰だけで再犯が止まるのか」という点です。近年は刑罰に加え、治療や社会復帰支援を組み合わせる考え方も議論されています。
詳しい量刑帯の比較は 量刑相場ページ でも確認できます。
実際の事件例
量刑を左右する要素
薬物の種類・量営利性の有無常習性・前科組織性更生への取り組み反省
よくある質問
初犯なら執行猶予になる?
自己使用や少量所持の初犯では、執行猶予が一般的です。ただし再犯や営利目的があると実刑が想定されます。
大麻と麻薬は何が違う?
大麻は大麻取締法、コカインやMDMA等は麻薬取締法と、根拠法や法定刑が異なります。2023年改正で大麻にも使用罪が新設されました。
治療や支援は受けられる?
刑の一部執行猶予や保護観察での指導など、再犯防止プログラムがあります。治療・就労支援の制度化も議論されています。
ご利用にあたって
本ページは、当サイト掲載の事件と公開情報をもとに量刑の傾向を整理した参考情報です。 実際の量刑は、被害の程度・前科・示談・反省・共犯関係などの個別事情で大きく変わり、 本ページが個別事件の結果を保証するものではありません。条文は2025年6月施行の拘禁刑表記を前提にしています。